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変化の中での変わらないもの|タイの変人ポーにインタビュー

2023年9月26日 配信
変化の中での変わらないもの|タイの変人ポーにインタビュー

変人ポー/左(撮影:JR四国龍馬会)

タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、二男一女をもうける。2022年3月に幻冬舎より二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)



変化の重要性

変人ポーが指摘するのは、変化を避けることがリスクであり、時代の変化に順応する重要性です。でも、一体どうやって?

 

二つの共存

梅:変化を避けることの危険性について変人ポーの考えをお伺いします。変化とは、時代の変化に適応していくことと変人ポーは言いますが、具体的にはどういうことなのでしょうか。

変:変化とは、外部の世界だけではなく、内部、つまり自分自身も含まれます。世の中の流れに適応しつつ、本質を保ち続ける力が必要です。自分の中には変えてはならないものと、変化していかなければならないものが共存しているということです。

梅:具体的な例で説明してもらえますか?

 

例えば…

変:例えば、スマートフォンです。便利ですが、人との対話の重要性を忘れてはいけません。技術が進化する中で「ありがとう」が「あたりまえ」になっていくからです。だからこそ、人間力が大切だと言うんです。これを磨き保ち続けることができる人がいたとしたら、社会は必然とその人を重宝するでしょう。

梅:では変化とは、具体的にはどういうことですか?

変:それは例えば新しい技術を学ぶことや、新しい価値観を受け入れることです。この変化がなければ時代から取り残されることは明白で、もっと言えば社会からも気が付けば敬遠される存在となるかも知れません。一方で重要なのは自分の価値や信念を保ち続けること。それが人間力であり、これが「変えてはならないもの」と「変化していかなければならないもの」の共存のことですね。

梅:では人間力を磨くにはどうすれば良いでしょう?
変:それは感謝の心を忘れず、他人の意見や価値観を尊重する姿勢が大切なんですが、一番手っ取り早いのは『人間力』を読んでみることをおすすめします。

変人ポー
本名:苅部俊雄
YouTubewww.youtube.com/@curly-th
1978年、神奈川県生まれ。専門学校神田外語学院(KIFL)卒業。2002年に初めて来タイ、タイ在住歴は合計で14年。2000~2015年までの下積み時代には27回転職、26回引越、5ヶ国に住み、5社の起業を経て現在に至る。2010年、NPO法人日本PR(東京都)理事長。2017年、一般社団法人全国龍馬社中第189番加盟タイ龍馬会会長。2022年、『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(共に幻冬舎)を二冊同時出版。2023年、プーケット移住に伴い隠居。

<内容紹介>
変人ポーの人間力
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!

変人ポーの平和論
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!

全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?
別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。

ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。

「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」

よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。

また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。

本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。

<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>

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