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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。11月4日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
1989年11月4日、台風ゲイ(Gay)がタイ南部チュムポーン県付近に上陸しました。タイで記録された中でも特に大きな被害をもたらした熱帯低気圧の一つで、多数の死傷者と甚大な住宅・農業被害が発生しました。
1989年11月4日、台風ゲイがタイ湾からタイ南部へ進み、チュムポーン県に上陸しました。
タイ気象局によると、上陸時に観測された風速は時速120キロに達しました。
特にチュムポーン県のパティウ郡やターセ郡などで大きな被害が発生し、強風に加えて高潮も沿岸部を襲いました。
タイ気象局の資料では、この災害で602人が死亡、5,495人が負傷。住宅6万1,258棟が被害を受け、被害総額は約117億バーツに達したとされています。
台風ゲイは11月1日にタイ湾南部で発生した低気圧が急速に発達したもので、4日には台風となってタイ南部へ接近しました。
上陸後はミャンマー方面へ抜け、その後アンダマン海からインド洋へ移動。再び勢力を強め、インド方面にも大きな影響を与えました。
タイは通常、熱帯低気圧が上陸するまでに勢力を弱めることが多く、台風の勢力を保ったまま上陸するケースは非常に珍しいとされています。
そのため台風ゲイは、現在もタイの気象災害史を語るうえで特に大きな出来事の一つとして記録されています。
日本では1921年11月4日、当時の内閣総理大臣・原敬が東京駅で暗殺されました。
原敬は立憲政友会総裁として1918年に首相に就任し、日本で初めて本格的な政党内閣を組織した人物として知られています。
11月4日夜、京都で行われる立憲政友会近畿大会へ向かうため東京駅を訪れたところ、駅員だった中岡艮一に襲われ、死亡しました。
現職の内閣総理大臣が暗殺されたのは、日本の憲政史上初めての出来事でした。
世界では1922年11月4日、エジプトの「王家の谷」で、考古学者ハワード・カーターの発掘チームがツタンカーメン王墓につながる階段を発見しました。
カーターは長年にわたってツタンカーメン王の墓を探しており、この日、発掘作業中に地下へ続く階段が見つかりました。
その後11月26日、カーターらは墓の内部へ入り、ほぼ手つかずの状態で残されていた副葬品などを確認しました。
黄金のマスクをはじめとする数多くの遺物が発見され、20世紀を代表する考古学上の発見の一つとなりました。
※出典
タイ気象局「วาตภัย」
Thai PBS「ครบรอบ 21 ปีพายุไต้ฝุ่นเกย์」
国立国会図書館「政友会内閣」
国立国会図書館「原敬暗殺事件報」
HISTORY「Entrance to King Tut’s tomb discovered」
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