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タイ民間航空局(CAAT)は2026年10月29日(木)、バンコクのスワンナプーム空港でチャイナエアラインの旅客機の車輪が滑走路の損傷部分にはまり込んだ事故を受け、空港を運営するタイ空港公社(AOT)に対し、滑走路や誘導路、駐機場の路面を広範囲に点検するよう指示しました。
事故は10月28日午後7時25分ごろ、台湾・高雄行きのチャイナエアラインCI840便が離陸準備中に発生しました。滑走路02Rの路面が損傷し、旅客機が動けなくなったものです。
スワンナプーム空港は29日の公式Facebook投稿で、通常より多い降雨によって空港内に大量の水が蓄積し、地下水位も上昇していたと説明しました。これにより滑走路や誘導路の一部が影響を受け、航空機の重量がかかった際に路面が損傷したとしています。
一方、運輸省は事故の詳しい原因について、引き続き調査が必要との認識を示しています。
CAATは同様の事故を防ぐため、AOTに滑走路、誘導路、駐機場の路面を点検するよう指示しました。特に問題が発生する危険性の高い場所を重点的に調べる方針です。
また、路面を破壊せずに内部の状態を確認できる非破壊検査(NDI)技術の活用も勧告しています。
今回の事故では、チャイナエアラインの旅客機に続いて離陸する予定だったタイ・ベトジェットエア、タイ国際航空、中国南方航空の計4便も影響を受け、合計5便に約2時間の遅れが発生しました。
スワンナプーム空港の公式発表によると、事故機は28日午後11時10分ごろに移動を完了しました。乗客116人にけがはなく、機体についても初期点検で明らかな損傷は確認されませんでした。
損傷した滑走路は補修され、安全確認を経て29日午前6時30分から通常運用に戻ったと空港側は発表しています。
チャイナエアラインは乗客向けに代替便を手配したほか、待機中の宿泊施設や食事を提供しました。乗客は29日朝から順次、代替便で出発しています。
空港側は、今回の事故によって空港全体の運営に支障は生じていないと説明するとともに、航空機の安全運航を確保するため、空港施設の点検と保守を継続するとしています。
※出典:
スワンナプーム空港公式Facebook-2026年10月29日発表
Daily News-CAATによる広範囲の点検指示(2026年10月29日)
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バンコク・スワンナプーム空港で旅客機の車輪が路面に沈み込む、台湾行きチャイナエアライン機が動けず(2026年10月29日)
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