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タイ入国管理局は2026年10月20日、滞在許可期限を超えてタイ国内に滞在する外国人(オーバーステイ)について、全国で取り締まりを強化するよう指示しました。対象となる外国人は1万人を超えるとされ、各地の入国管理当局が不法滞在者の摘発を進めています。ターク県入国管理局が公式サイトで発表し、The Nationが対象者数などを報じています。
今回の指示は、ノパシン・プーンサワット入国管理局長が出したものです。タイ国家警察の方針に基づき、不法入国者や滞在許可期限を超過した外国人の取り締まりを強化するよう、全国の入国管理当局に求めています。
なお、1万人超という数字は取り締まりの対象となる外国人の推計人数であり、すでに1万人以上が逮捕されたという意味ではありません。
取り締まり強化の背景には、外国人による国際犯罪への警戒があります。
10月19日には、タイ入国管理局と韓国警察が合同でバンコク都内の3か所を捜索し、韓国人8人と中国人2人の計10人を逮捕しました。
警察によると、容疑者らは韓国国内の被害者を狙った詐欺グループに関与していた疑いがあります。中国人2人が組織の運営や指導を担当し、韓国人らが検察官を装った詐欺やロマンス詐欺などを行っていたとみられています。
捜査は、9月4日にオーバーステイで逮捕された韓国人の男をきっかけに進展しました。この男には韓国で詐欺に関する逮捕状が出されており、その後の捜査でバンコクにある詐欺グループの拠点が判明しました。
入国管理局は、今回逮捕された10人の滞在許可を取り消し、捜査を進めています。
タイ北西部ターク県の入国管理局も、全国的な取り締まり方針に基づく捜査結果を10月20日に発表しました。
同日午前11時ごろ、ミャンマー国境に近いメーソートのホテルでカメルーン人3人を発見。入国管理当局が調べたところ、3人ともタイへの正規の入国記録が確認できず、不法入国・不法滞在の疑いで逮捕されました。
3人はカンボジアで働いた後、ミャンマーのミャワディに移動し、帰国のためタイに入ったと説明しています。
今回の3人はオーバーステイではなく、不法入国の事例ですが、入国管理当局による外国人の滞在資格の確認と取り締まりが各地で進められています。
入国管理局は、外国人による不法滞在や国際犯罪への対応を引き続き強化する方針です。
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