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タイの今日は何の日? 10月3日はタイで初めて「子どもの日」が開催された日

2026年10月3日 配信

毎日お届けする「タイの今日は何の日」。10月3日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。

1955年10月3日、タイで初めて「子どもの日(วันเด็กแห่งชาติ)」の行事が開催されました。現在のタイでは毎年1月の第2土曜日がおなじみの「子どもの日」ですが、最初の開催日は10月の第1月曜日でした。2026年で最初の開催から71年となります。



1955年10月3日、タイで初めて「子どもの日」

タイで初めて「子どもの日」の行事が開催されたのは、1955年10月3日でした。

当時は国際的にも、子どもの福祉や権利、社会における役割について関心を高めようという動きが広がっていました。

タイでも、子ども自身が社会の一員としての役割や責任を認識するとともに、大人たちにも子どもの重要性について考えてもらうことなどを目的に、「子どもの日」が設けられました。

政府は関係機関による委員会を設置し、中央だけでなく地方でも行事を開催。以降、毎年10月の第1月曜日が「子どもの日」とされました。

なぜ現在は1月の第2土曜日?

現在のタイの「子どもの日」は、10月ではなく毎年1月の第2土曜日に行われています。

変更の理由には、タイの10月が雨季にあたり、子どもたちが行事へ参加するのに不便だったことがありました。

さらに月曜日は通常の勤務日で、保護者が子どもを連れてイベントに参加しにくいという問題もありました。

そこで開催時期の見直しが進められ、1965年2月5日の閣議で、開催日を1月の第2土曜日へ変更することが承認されました。

日程変更に伴い1965年には「子どもの日」の開催がなく、新しい日程による最初の行事は1966年1月に実施されました。

以来、1月の第2土曜日がタイの「子どもの日」として定着しています。

最初の「子どもの日」の標語は翌1956年

現在のタイの「子どもの日」といえば、首相が毎年子どもたちへ贈る「วันเด็กแห่งชาติ」の標語もおなじみです。

最初の標語が登場したのは、初開催の翌年となる1956年。

当時のプレーク・ピブーンソンクラーム首相が、

「จงบำเพ็ญตนให้เป็นประโยชน์ต่อผู้อื่นและส่วนรวม」

という言葉を贈りました。

日本語では「他人や社会全体のために役立つ人になろう」といった意味になります。

現在も首相が毎年「子どもの日」の標語を発表する習慣が続いています。

1939年10月3日、憲法上の国名も「タイ」に

1939年10月3日には、タイの政治史における重要な出来事もありました。

1932年憲法が初めて改正され、「国名に関する憲法改正 仏暦2482年」が制定されました。

改正では、それまで憲法や法律で使われていた「サヤーム(สยาม/Siam)」という国名を「タイ(ไทย)」へ変更することが規定されました。

当時の首相はプレーク・ピブーンソンクラームでした。

なお、国名変更をめぐっては1939年6月の政府方針や、その後の法整備など複数の段階があり、10月3日は特に「1932年憲法が初めて改正され、憲法上の国名が変更された日」にあたります。

世界ではドイツが再統一

1990年10月3日、東西に分断されていたドイツが再統一されました。

第二次世界大戦後、東ドイツと西ドイツに分かれていたドイツでは、1989年11月にベルリンの壁が事実上開放。その後、統一に向けた協議が急速に進みました。

1990年10月3日、東ドイツが西ドイツの基本法の適用地域に加わる形で再統一が実現しました。

現在、10月3日はドイツの祝日「ドイツ統一の日(Tag der Deutschen Einheit)」となっています。

※出典
タイ教育関係者福利厚生促進委員会事務局「ประวัติ วันเด็กแห่งชาติ ทำไมต้องตรงกับเสาร์ที่ 2 ของเดือนมกราคม」
タイ教育省「วันเด็กแห่งชาติ」
キング・プラジャディポック研究所「3 ตุลาคม พ.ศ. 2482」
ドイツ連邦政府「The Chancellor who reunited Germany」