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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。8月17日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
8月17日は、タイの「ジュゴン保護の日(วันอนุรักษ์พะยูนแห่งชาติ)」です。そのきっかけとなったのは、2019年にタイ中から愛された子どものジュゴン「マリアム」との悲しい別れでした。また、1838年8月17日は、現在のサコンナコンの街の歴史にとっても重要な日です。
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タイでは毎年8月17日を「ジュゴン保護の日」としています。
その由来となったのが、子どものジュゴン「マリアム(มาเรียม)」です。
2019年4月、クラビ県の海岸で母親とはぐれたとみられる幼い雌のジュゴンが発見されました。その後、トラン県リボン島周辺で海洋沿岸資源局の職員や獣医師、地元住民らによる保護活動が続けられ、「マリアム」と名付けられたジュゴンの様子はタイ全国から大きな注目を集めました。
しかし2019年8月17日午前0時9分、マリアムはトラン県リボン島のドゥヨン湾で死亡しました。
体内からプラスチックごみが見つかったことも大きく報じられ、マリアムの死は、ジュゴンだけでなく海洋ごみや海草藻場など、タイの海洋環境について改めて考えるきっかけとなりました。
その後、8月17日は「ジュゴン保護の日」と定められ、現在もタイ各地でジュゴンや、その重要な餌場となる海草藻場を守る活動が行われています。
タイ海洋沿岸資源局も、マリアムの死を契機にタイ初のジュゴン保全計画が策定され、8月17日がジュゴン保護の日となった経緯を紹介しています。
小さなジュゴンとの別れが、タイ全体で海の環境を考える日につながりました。
1838年8月17日、ラーマ3世の治世に、現在のタイ東北部にあった「バーン・チエンチュム(บ้านเชียงชุม)」が「ムアン・サコンナコン(เมืองสกลนคร)」とされました。
これが現在のサコンナコンにつながる重要な節目となっており、現地では8月17日を街の歴史を記念する日として位置付けています。
2026年8月17日で創設188周年を迎えます。2025年には「サコンナコン市創設187周年」を記念する行事も開催されるなど、8月17日は現在も現地で街の歴史を振り返る大切な日となっています。
現在のサコンナコンは、タイ東北部イサーン地方に位置し、ノーンハーン湖をはじめとする自然や、地域独自の文化でも知られています。
8月17日は、海ではジュゴンについて考える日、そして東北部ではサコンナコンの街の歴史を振り返る日でもあるのです。
8月17日は「黒猫感謝の日(Black Cat Appreciation Day)」としても知られています。
欧米では歴史的に不吉なイメージを持たれることもあった黒猫ですが、タイの古い猫に関する文献では、黒い毛を持つ猫が吉祥の猫として記録された例もあります。
※出典
タイ海洋沿岸資源局「17 สิงหาคม วันอนุรักษ์พะยูนแห่งชาติ」
タイ海洋沿岸資源局「มาเรียม สู่แผนอนุรักษ์พะยูนฉบับแรกของไทย」
タイ海洋沿岸資源局「マリアム保護記録」
タイ政府広報局「ความหวังของ ‘นางเงือกแห่งท้องทะเล’ ในวันอนุรักษ์พะยูน」
サコンナコン県政府広報局「サコンナコン市創設187周年」
8月17日にタイで起きたこのほかの出来事をご存じの方は、ぜひコメント欄で教えてください。
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