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話題のマンジャロ、タイではどのように扱われているのか

2026年6月5日 配信

本サイトの既報通り、バンコク・ラムイントラ地区の減量クリニックが、未承認薬の使用や無資格者による施術などの問題で営業停止処分となりました。このニュースの中で登場したのが、患者が使用を希望していたという「Mounjaro(マンジャロ)」です。発表によると、患者はマンジャロを希望していましたが、実際にはクリニック側が「NOVOTRIMPLUS/VitaPeptix」という別の薬を勧め、施術に使用していました。

☆既報
バンコクの減量クリニックに15日間の営業停止命令 未承認薬使用や無資格者による施術が発覚



日本では最近、マンジャロを巡る話題が相次いでいます。インフルエンサーによる宣伝が批判を集めたほか、SNSでマンジャロを無許可販売したとして男女3人が書類送検された事例も報じられました。さらに6月5日には、上野賢一郎厚生労働相が、SNS上で広がる個人売買は違法だと注意喚起しています。日本でのマンジャロは2型糖尿病治療薬として承認されており、上野厚生労働相も「それ以外で使用された場合の安全性や有効性は確認されていない」と述べています。

一方、タイではどのように扱われているのでしょうか。タイFDA(食品医薬品局)の登録情報によると、マンジャロ(Mounjaro)は2024年7月31日に承認され、2型糖尿病治療薬として登録されています。さらに適応症には、2型糖尿病治療に加え、「肥満または少なくとも1つの併存疾患を有する過体重の成人において、カロリー制限および運動量の増加と併用して体重管理および減量に用いる」と記載されています。

つまり、タイではマンジャロは2型糖尿病治療薬としてだけでなく、一定条件下での体重管理・減量用途も適応症として登録されています。先に報じたラムイントラ地区のクリニックのニュースで、患者がマンジャロの使用を希望していたのは、タイでは適応症に体重管理・減量が含まれているためだったようです。