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パタヤビーチに響くリケーの歌声、26歳女性が幼い息子のミルク代求め路上で熱唱

2026年5月26日 配信

夜のパタヤビーチのイメージ

パタヤビーチで、幼い息子のミルク代を稼ぐため、タイの伝統大衆芸能「リケー(ลิเก)」を歌う26歳女性の姿が注目を集めています。อสมท ชลบุรี 107.75 MHzなど、現地メディアが伝えています。

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報道によると、2026年5月25日午後9時ごろ、チョンブリ県バンラムン郡ノンプルー地区のパタヤ中央ビーチ付近で、女性の澄んだ歌声が響いていました。場所はビーチロードのソイ8向かい付近。歩道に座り、マイクとBluetoothスピーカーを使って歌っていたのは、パタヤ出身のブンパー・ジャイアリーさん、通称「バイファーン」さん、26歳です。

歌っていたのは、タイの伝統大衆芸能「リケー」。リケーは、華やかな衣装や独特の節回し、歌と芝居を組み合わせたタイの庶民的な舞台芸能として知られています。バイファーンさんは正式にリケーを学んだ経験はなく、もともと好きだったことから、見よう見まねで練習を重ねたといいます。

バイファーンさんの前には段ボール箱が置かれ、「今日は子どものミルクを買うためにリケーを歌いに来ました」と手書きで記されていました。通りかかったタイ人や外国人観光客らは足を止め、歌声に耳を傾けたり、スマートフォンで撮影したり、箱にお金を入れて応援したりしていました。

バイファーンさんは現在、元夫と別れており、生後10か月の息子はウドンタニ県で元夫側の家族が世話をしているということです。息子とは離れて暮らしているものの、自分も母親として子育てを支えたいと考え、仕事を探しましたが、なかなか採用には至らなかったといいます。

そこで、好きだったリケーを生かし、パタヤビーチでの路上歌唱を始めました。最初は不安もあったものの、息子のことを思うと勇気が出たと話しており、現在は1日あたり400~500バーツほどの収入を得て、息子のミルク代などとして送っているということです。