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日本の外務省、海外の「闇バイト」に再注意喚起 詐欺のかけ子や薬物運び屋にされる恐れ

2026年5月1日 配信

日本の外務省は2026年5月1日、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」を含む犯罪組織による海外での「闇バイト」について、改めて注意喚起を発出しました。海外で特殊詐欺の「かけ子」として働かされたり、違法薬物の運び屋にされたりして、現地警察に拘束または保護される事案が引き続き発生しているとしています。

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外務省によると、犯罪組織はSNSやインターネットを通じ、「短期高収入」「日本人に電話をかける仕事」「リスクはあるが稼げる」といった誘い文句で実行役を募集しています。中には「3か月で100万円を稼げる仕事」「ホテルレビュー」「マグロ漁船での仕事」などと紹介されるケースもあり、応募した日本人が海外で特殊詐欺に加担させられ、現地警察に拘束される事案が続いています。

違法薬物の運搬についても、東南アジアから欧州へ運ばされる事案に加え、最近では中米・南米から北米へ運搬させられるケースも確認されています。「航空券やホテル代は自己負担なし」「数十万円の成功報酬」などと説明され、荷物を運ぶだけだと思って引き受けた結果、知らないうちに違法薬物の運び屋にされ、空港で現地警察に拘束される例があるということです。

外務省は、違法薬物の密輸について、意図的であるかどうかにかかわらず、所持しているだけでも国によっては死刑や終身刑といった重い刑罰が科される可能性があると警告しています。また、日本の国内法上も、海外での違法薬物所持に国外犯規定が適用され、処罰の対象となる場合があります。

一度、闇バイトに応募して犯罪に加担してしまうと、「やめたい」と思っても、パスポートやスマートフォンを取り上げられ、犯罪組織の拠点から逃げ出せなくなるケースがあります。さらに、本人や家族の個人情報をもとに脅迫されたり、詐欺行為を拒否したことで組織内で暴行を受けたりする事例もあるとしています。未成年者が海外で特殊詐欺に加担させられるケースも発生しています。

日本の外務省は、海外でも日本と同様に、短期間で多額の報酬を得られるような仕事はないと指摘。SNSやインターネットだけで知り合った人物からの甘い誘いには警戒し、少しでも怪しいと感じた場合は、周囲に相談するなど慎重に行動するよう呼びかけています。

万が一、海外での闇バイトに応募してしまったと感じた場合は、一人で抱え込まず、渡航前であれば家族や外務省、警察などに相談するよう求めています。日本国内では、外務省領事サービスセンター、または警察相談専用窓口「#9110」への相談が可能です。

また、すでに海外で特殊詐欺や違法薬物の密輸などに加担してしまった、または加担させられたと感じた場合には、現地の日本大使館・総領事館にもためらわず連絡・相談するよう呼びかけています。外務省は「闇バイトの応募者は犯罪組織にとって使い捨て要員」として、安易な応募を避けるよう強く注意を促しています。