両替レート
|
|
タイ動物園機構(ZPOT)は2026年3月13日、絶滅危惧種の鳥シロエリコウ(Woolly-necked Stork)の保全活動が資金不足により重大な岐路に立たされていると明らかにしました。
★こんな記事も読まれています★
「人はロボットではない」チェンライの病院で医療スタッフ反発、12時間勤務案は任意制度に修正
発表によると、この鳥はかつてタイの自然界からほぼ姿を消し、約20年前には国内で確認される個体がわずか1~2羽という危機的な状況にありました。その後、チョンブリ県のカオキアオ・オープンズーを拠点に、研究者や保護活動家、飼育員らが繁殖と野生復帰のプロジェクトを進めてきました。
関係者は長年にわたり、鳥たちの行動訓練や野生で生き抜くための能力を育てながら、自然への再導入に取り組んできたといいます。そして近年、野生に放された個体が4年以上にわたり自然環境で生存し、さらに野外で繁殖にも成功したことが確認されました。自然界で生まれたヒナの存在は、研究チームにとって大きな成果となっています。
しかし現在、こうした取り組みは深刻な問題に直面しています。研究チームによると、保全活動に必要な研究予算がゼロになったほか、長年活動を続けてきた少人数のスタッフも疲労が蓄積しているといいます。
関係者は、このまま支援が得られなければ、20年以上続いてきた保全努力が途絶え、シロエリコウが再びタイから姿を消す可能性もあると懸念しています。
タイ動物園機構は、この問題は単なる一種の鳥の存続だけではなく、タイの野生動物保護の象徴的な課題だとして、社会の関心と支援を呼びかけています。
関連記事
新着記事