|
|

タイ警察は2026年3月4日、蜂の針を使った危険な方法で目の病気を治療すると宣伝していた無許可の施術者の男(72)を逮捕しました。各報道が伝えています。
★こんな記事も読まれています★
【タイの天気 2026/03/07】上部タイで雷雨と突風の恐れ 日中は暑さ続く、南部は雨増加
この摘発は、ノンタブリー県公衆衛生事務所とタイ王立眼科学会からの通報を受け、警察消費者保護課(第4課)が調査を進めたものです。問題の施術は、ノンタブリー県バーンヤイ郡バンレーン地区にある「タラートナム・プラチャーラット・スアンブア(水上マーケット)」内の施設で行われていました。
施設では、視界のかすみや視力低下、硝子体の劣化、翼状片、緑内障などの目の症状を、蜂の針でまぶたを刺す方法で治療できると宣伝していたとされています。
2026年3月4日、警察が現場を捜索したところ、男が実際に患者の両まぶたに蜂の針を使った施術を行っている最中で、順番待ちの利用者も複数確認されました。
調べの結果、男はタイ伝統医療の医師資格を含め、いかなる医療資格も取得していないことが判明しました。
男は取り調べに対し、「かつてチュンポーン県の養蜂センターの所長を務めており、蜂について研究する中で蜂の針が視界のかすみの治療に効果があると考えた」と説明。約1年ほど前から不定期に施術を行っており、主な利用者は高齢者だったと話しています。
警察は、アルコール、脱脂綿、ティッシュ、蜂の針を扱うためのピンセット、利用者リストなどを証拠品として押収しました。
男は「登録・許可を受けずにタイ伝統医療を行った」として、タイ伝統医療専門職法(2013年)違反の疑いで起訴されました。罪が確定した場合、3年以下の禁錮または6万バーツ以下の罰金、またはその両方が科される可能性があります。
タイ警察中央捜査局の幹部は、科学的根拠のない方法を目のような繊細な器官に用いることは重大な危険を伴うとし、注意を呼びかけました。
また、保健当局は安全なクリニックを見分けるポイントとして、
・11桁の許可番号が表示された看板
・クリニック開設許可証の掲示
・医療従事者の資格表示
・当年度の登録料支払い証明
・担当医師の氏名と写真の掲示
などを確認するよう市民に呼びかけています。
不審な無許可クリニックを見つけた場合は、警察消費者保護課のホットライン(1135)などに通報するよう求められています。
関連記事