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タイ南部ソンクラー県の洪水被害を受け、ソンクラーナカリン病院(Prince of Songkla University Hospital)は「多数の遺体が搬送されている」とフェイスブックページで公表し、遺族に哀悼の意を示しました。タイ政府メディアNBT Connextが伝えています
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病院によると、現在搬送されている遺体はタイ警察の手順に基づいて身元確認を行う必要があるため、現時点では遺族に引き渡すことができない状況と説明。今後、死亡者のデータ登録作業を急ぎ、対応方法について改めて案内するとしています。
一方、パッタナー・プロムパット保健相は、洪水の水位が下がり次第、複数機関のボランティア救助隊が被災地への立ち入りを再開し、さらに遺体が発見される可能性があると説明しました。政府は洪水発生時の死亡者、また他の理由による死亡者を含め、遺体管理の混乱を避けるための体制を整備しており、ソンクラーナカリン病院(ソンクラーナカリン大学/PSU)を遺体受け入れの中心拠点に指定。
救助隊には、発見した遺体を同病院へ搬送し、重複のないデータ登録を行うよう求めています。登録内容は、政府が今後進める救済・補償手続きの基礎資料としても活用されるということです。
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