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19歳男性を脅して金品を奪った中国系スキャマー集団を逮捕、被害総額は680万バーツ超

2025年11月26日 配信

タイ警察サイバー犯罪捜査局は2025年11月25日、中国人スキャマー集団による大規模詐欺事件を摘発し、関係者の逮捕に至ったと発表しました。被害者は19歳の男子学生で、ビデオ通話を使った脅迫によって母親の金庫を開けさせられ、金品を犯行グループに渡すよう強要されました。被害総額は680万バーツを超えています。

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学生は、犯行グループから「国家機関の捜査対象になっている」と連絡を受け、LINEに誘導されました。偽造された公文書を次々と送りつけられたうえ、「ビデオ通話が5〜10秒途切れたら逮捕する」と脅され、長時間にわたり監視されながら指示に従わされました。その後、学生は送金や金品の引き渡しを強要されています。

11月19日、学生は母親の金庫を開け、金の延べ棒50バーツ分、金のネックレス3本、ダイヤ付き指輪7個、金の仏像5体など、総額約664万バーツ相当の品を取り出し、ノンタブリー県内の指定地点に運びました。また、指定された口座への送金も複数回行わされ、約21万バーツの被害が発生しました。

警察は防犯カメラ映像の解析などを進め、中国人の男をバンコク市内で逮捕しました。容疑者は詐欺や偽情報のコンピューターシステムへの入力、盗品の受領などの容疑が持たれています。捜査を拡大した結果、新たに中国人2名に対しても逮捕状が発行されました。

押収された資産には、金の延べ棒やスマートフォン、乗用車2台などが含まれています。警察は共犯者の潜伏先や金品の売却ルート、資金の流れについて引き続き捜査を進めています。犯行グループにはタイ国内在住の中国人が協力していた可能性もあり、居住先の手配や車両提供などの支援が確認されています。

サイバー警察は、市民に対して「国家機関が電話やビデオ通話で送金を求めることはない」と改めて注意を呼びかけています。不審な連絡を受けた場合は、必ず各機関の公式窓口に確認するか、24時間対応のホットライン1441へ相談するよう勧めています。また、家族に不自然な電話応対や長時間のビデオ通話、多額の送金などの行動が見られた場合は、詐欺被害を疑う必要があるとしています。