プーケットのタトゥースタジオで料金未払い、施術後に豪州へ帰国した客を捜索へ

タイ南部プーケットのパトンにあるタトゥースタジオで、外国人観光客による料金未払いのトラブルが発生しました。スタジオ側によると、2025年11月18日、オーストラリア人の男性が右肩と腕のカバーアップタトゥーを依頼し、総額2万5000バーツで施術が行われました。

男性は事前に1万バーツを支払い、残額1万5000バーツは施術後に支払うと説明していました。しかし、完成後に「手持ちの現金が足りない」と話し、近くのATMに向かうとして店を離れたまま戻りませんでした。スタジオ側によると、男性はそのまま空港へ向かい、同日中にオーストラリアへ帰国したとみられています。

被害を受けたタトゥーアーティストは、他の店舗への注意喚起として男性の写真をSNSに投稿。また、11月19日に警察へ正式に被害届を提出する意向を示しています。「ほかの場所でも同じ行為を繰り返す可能性がある」と懸念を述べました。

この投稿には多くのタイ人ユーザーが反応し、「支払いは事前に全額受け取るべきだ」といった声や、観光地で外国人客による小規模な料金未払いが増えているとの指摘も寄せられています。プーケットでは、別の店舗でも11月17日に外国人グループによる窃盗が報告されており、関係者の警戒が強まっています。

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