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ミス・ユニバースで審査員2名が辞任、透明性巡り相次ぐトラブル

2025年11月20日 配信

世界的なミスコンテスト「ミス・ユニバース」で、決勝開催を目前に審査員2名が辞任したことが明らかになりました。2025年の大会はバンコクで実施されており、11月22日の最終審査に向けて準備が進む中での対応です。ニューヨークタイムスが2025年11月19日に報じています。

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最初に辞任を表明したのは、レバノン系フランス人の作曲家オマル・ハルフーシュ氏。SNS上で、選考過程に透明性が欠けていると主張し、審査員としての続投は困難と判断したと述べました。同氏は、公式の8名とは別に、最終候補を決める“別の選考グループ”が存在すると指摘しています。

これに対し大会運営側であるミス・ユニバース・オーガニゼーションは、こうした指摘を全面的に否定。「すべての審査は既定の手続きに沿って行われている」と説明し、ハルフーシュ氏の主張は誤解を招くものであるとして反論しました。

その数時間後、元フランス代表のサッカー選手クロード・マケレレ氏も、個人的な事情を理由に審査員として大会への参加を取りやめると発表。運営側はこの件について公式コメントを出していません。

今年のミス・ユニバースは、出場136名から30名のファイナリストが選ばれ、バンコクでの最終審査で第74代優勝者が決定される予定です。

一方、今回の辞任騒動以前にも、共同オーナーのタイ人実業家がミス・メキシコへの叱責を公の場で行ったとして物議を醸し、一部出場者が抗議のため一時退席するなど、運営への不満が表面化していました。

度重なる混乱の中、注目される決勝戦が予定通り実施されるか、今後の対応が注目されています。

 

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