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タイ国鉄、タイ中国高速鉄道フェーズ2で国内材活用を推進 3機関が協力覚書を締結

2025年11月18日 配信

タイ国鉄(SRT)は、エンジニアリング・インスティテュート・オブ・タイランド(EIT)および鉄道技術研究開発庁(RTRDA)と協力覚書(MOU)を締結し、タイ中国高速鉄道計画フェーズ2の開発を共同で進める体制を整えました。覚書の有効期間は 2025年11月11日から2030年11月10日までの5年間 です。各報道が伝えています。



対象となるフェーズ2は、ナコンラチャシマ〜ノンカイ区間 の整備で、今回の協力では 国内製造の建設資材をできる限り活用する方針 が示されています。これは、運輸省が掲げる「Thailand First」政策と同じ方向性です。

覚書では、

・3機関による学術協力と研究の推進
・設計・計画作業の連携
・高速鉄道の土木工学基準の整備
・中国の高速鉄道規格を補完する追加要件の策定

といった内容を中心に、品質、効率、安全性の確保 を重視した取り組みを行うとしています。

また、国内企業が国際基準に対応した資材や設備を供給できるよう支援することで、建設業をはじめとするタイ国内産業の競争力向上に寄与することを目指しています。

SRTは、今回の覚書がタイと中国の高速鉄道協力の継続的な枠組みの一部であると説明しており、フェーズ2の事業推進に向けた重要な基盤となる見通しです。

 

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