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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年11月16日、中部北部地域で偽造ライターが流通しているとの情報を受け、経済犯罪を担当する捜査部門とともにナコーンサワン県内の卸売店2カ所を一斉に捜索し、偽造品とみられるライター35,300個を押収したと発表しました。
捜査当局によると、正規ブランド「TAIYO」の商標を不正に模倣したライターが広範囲で出回っており、ブランド権利者からの通報を受け調査を進めた結果、県内の大規模卸売店に在庫が集められている実態を把握。裁判所の令状を得て店舗と倉庫を捜索し、大量の偽物を発見したとしています。
警察は、偽造ライターは基準を満たしていない可能性が高く、爆発や発火の危険性があるとして、消費者に対し強く注意を呼びかけています。価格の安さにつられて購入すると事故につながる恐れがあるため、「工業規格(モーコー)マークの有無」「製造日・有効期限」「販売元表示」を必ず確認するよう呼びかけました。
CIBは今後、押収品の流通経路をさらに調査し、背後にいる販売網や製造・輸入に関わった組織の摘発を継続するとしています。
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