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オンラインで流通する偽造農薬を摘発、ラムプーン県で大量押収

2025年11月16日 配信

タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年11月15日、消費者保護関連を担当する警察部門および農業当局と連携し、タイ北部ラムプーン県内の農薬・肥料販売店を捜索し、偽造農薬や禁止物質を多数押収したと発表しました。



捜査は、大手ECサイトで偽造農薬や禁止された化学物質が販売されているとの通報がきっかけで、実店舗の確認に踏み切ったものです。店内からは合計24種類、推定100万バーツ以上に相当する農薬が見つかり、その多くが基準を満たさない偽造品や危険物に該当しました。

■ 押収された主な農薬・化学物質

当局によると、押収物は以下の3種類に大別されます。

・除草剤(グリホサート、グルホシネート等)
 土壌残留性が高く、神経系への影響が指摘される物質。

・殺虫剤(シペルメトリン、イミダクロプリド類など)
 吸入・接触で強い毒性を示し、中毒症状を引き起こす可能性がある物質。

・殺菌剤・病害防除剤
 禁止成分を含む疑いのある製品。

さらに、クロルピリホスやパラコートといった、製造・販売・所持が完全に禁止されている「第4類危険物」も発見されました。

■ 法的措置へ

これらの物質の所持・販売は、危険物質法(1992年)に違反し、10年以下の禁錮または100万バーツ以下の罰金、もしくはその両方が科される可能性があります。

警察は押収した証拠を基に、関係者の刑事責任を追及するため手続きを進めています。

CIBは、消費者や農家の安全を脅かす偽造農薬の流通を今後も厳しく取り締まる方針です。