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タイ領海内で密入国手助けのスピードボートを摘発、ミャンマー人5人を乗せマレーシアへ密航か

2025年11月5日 配信

タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年11月4日、ミャンマー人を不法に国外へ運ぼうとしていたスピードボートを検挙し、関係者8人を逮捕したと発表しました。



押収されたのは、青とグレーの船体に黒い屋根を持つ登録番号なしのスピードボートで、150馬力の船外機が備え付けられていました。事件は、ナラティワート県スンガイ・コーロク川河口付近のタイ領海内をパトロール中、海上警察が不審船を発見したことから発覚しました。

巡視船「รน.56」が沖合約1.2マイルを航行中、マレーシア方向へ向かうスピードボートを確認し、停船を求めましたが逃走したため追跡を開始。接舷した上で捜索したところ、操縦していたタイ人の男(30歳)を拘束し、船内で黒い布に覆われて隠れていたミャンマー国籍の男女5人(男2人・女3人)を発見しました。5人はタイ語での会話ができず、パスポートや渡航書類も所持していなかったといいます。

操縦者の男は、ミャンマー人をマレーシア・コタバル港まで運ぶよう依頼され、1人あたり50リンギット(約380円)、計250リンギット(約1,900円)の報酬を得る予定だったと供述しています。ミャンマー人らは「マレーシアで働くためにタイへ密入国した」と話しています。

警察は、逮捕者全員とスピードボートをナラティワート県タクバイ警察署へ移送し、入管法違反および密航ほう助の疑いで捜査を進めています。

 

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