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日本外務省の海外安全ホームページは、シリキット王太后陛下の崩御に関連して、タイ警察観光局が観光客に向けた注意喚起を発表したことを伝えています。
観光警察は、服喪期間中の行動や服装について敬意と節度を求めており、公共のイベントや祭りでは例年よりも控えめな装飾となるほか、大音量の音楽や明るい照明、派手な祝賀行事が制限または中止されているとしています。
また、ロイクラトンの行事については「娯楽ではなく、文化的伝統、環境意識、そして追悼に焦点を当てる」と明記され、参加者には落ち着いた服装で敬意を示すよう呼びかけています。公共の集会や寺院での行事に参加する際には、露出度の高い服装や奇抜な衣装、明るい色の服を避けることが望ましいとしています。
観光警察はさらに、ハロウィンやロイクラトンの参加時にもタイの習慣と追悼の気持ちを尊重するよう求め、「お祝いの場で大声で騒がない」「誤解を招く道具の使用を避ける」など、節度ある行動を取るよう注意を促しています。また、混雑した場所ではイベントスタッフや自治体からの安全指示に従うこと、クラトン(灯籠)を流す際には環境に優しい素材を使用し、水路の清掃に協力するよう求めています。
なお、チェンマイで11月6日(木)に予定されているイーペン祭りのパレードは、その趣を変更しながらも中止せずに実施される予定です。
外務省は、在留邦人や旅行者に対して、引き続きタイ国民の心情に配慮し、慎重な行動を取るよう注意を呼びかけています。
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