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タイ文化省は、2025年のロイクラトン祭り(Loy Krathong Festival)の開催概要を発表しました。今年のテーマは「ロイクラトン・タイスタイル~安全に、環境に優しく、タイの伝統衣装で~」。メイン会場は11月5日、バンコクのワット・アルン(暁の寺)で、文化・地域社会・経済・環境の調和を掲げた盛大な祝祭が行われます。
サビーダー・タイセート文化相によると、今年の祭りは「文化による持続可能性(Culture for Sustainability)」をコンセプトに、伝統的なタイ文化の美しさと現代の環境意識を融合させるものです。女性用8種類、男性用3種類の「王室タイ衣装(Royal Thai Attire)」の着用を推奨し、ロイクラトンをユネスコの「無形文化遺産代表一覧」へ登録するための取り組みも進められています。
バンコクでのイベントは文化振興局が主催し、タイ海軍、ワット・アルン、タイ飲料公社(Thai Beverage Public Co., Ltd.)、およびThai Group Holdings Public Co., Ltd.の協力で実施されます。また、全国18県では地域ごとの伝統を生かしたロイクラトン祭りが開かれ、独自の文化的個性を持つ5県でも特別イベントが予定されています。
文化省は、国民に対しタイの伝統衣装を着用し、安全で環境に配慮した方法でロイクラトンを楽しむよう呼びかけています。これを通じて、地域の誇りを高め、タイ文化を「美しく、持続可能なライフスタイル」として世界に発信していく方針です。
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