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タイ下院の観光委員会は2025年9月24日、BBCが放送したドキュメンタリー番組「Thailand: The Dark Side of Paradise」による観光イメージへの影響を受け、プーケット県知事および入国管理局長官に対して「即時かつ厳格な対応」を求める公式文書を送付しました。
番組では、タイの観光の負の側面が強調され、同時期にプーケットでは外国人男女が走行中のトラック荷台で不適切な行為を行う動画が拡散。これらの出来事が重なり、国内では「タイの観光立国としての名誉を大きく損なう」との声が高まっています。
観光委員会は声明で「この問題は観光だけにとどまらず、タイの国際的な評価と誇りに直結する」と強調。県当局や入国管理当局に対し、違法行為や不適切行為を発見次第、即座に摘発すること、観光地の秩序を守るための監視体制を強化することを要請しました。
また、委員会は「今回の問題をきっかけに、同様の事態が二度と起こらないよう徹底した管理を行うべき」とし、関係機関に早急な報告を求めています。
SNS上でも「#ภาพลักษณ์ไทยสำคัญที่สุด(タイのイメージが最重要)」というハッシュタグとともに拡散されており、国家の威信を守るべきだとの世論が広がっています。
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