両替レート
|
|

タイの麻薬取締委員会は、クラトムの販売に関する新たな規制について国民に注意を呼びかけました。これは、9月11日に司法省と保健省が共同で署名した「クラトム販売に関する禁止事項を定める省令(2025年版)」に基づくものです。2025年9月15日にタイ政府メディアNBT Connextが伝えています。
今回の省令では、クラトムの葉や煮出し液について、以下の販売方法が禁止されました。
・学校の敷地や境界から半径1,000メートル以内での販売
・行商や屋台形式での販売
違反した場合は、最大5万バーツの罰金 が科されます。省令は、官報に掲載されてから30日後 に施行される予定です。
クラトムは東南アジア原産の植物で、興奮作用や鎮静作用を持ち、タイでは古くから嗜好品として用いられてきました。アメリカでは痛み止めなどに利用される一方、規制の動きも広がっています。日本では指定薬物に指定されており、所持や使用は違法です。
今回の規制は、青少年を保護し、クラトムの販売をより厳しく管理することを目的としています。
関連記事
新着記事