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アヌティン・チャーンウィーラクル首相は、バンコク首都圏の都市鉄道を1回20バーツで利用できる「20バーツ均一運賃」政策について、「便利ではあるが、毎年赤字補填を続けることは財政規律に反する」と述べ、継続に慎重な姿勢を示しました。事業は自立的に運営される必要があると強調しています。2025年9月10日の各報道が伝えています。
「20バーツ均一運賃」は、2025年10月1日に開始予定でしたが、関連法の審議を理由に延期され、現在は11月中旬開始の見通しとなっています。登録は8月25日に専用アプリで始まり、20万人以上が手続きを完了しています。なお、制度の対象はタイ国民のみで、外国人は含まれません。
一方で首相は、政府と国民が折半する買い物支援制度「คนละครึ่ง(コンラクルン)」については再開に前向きな姿勢を示しました。従来の「50:50」に加え、納税者は政府負担を60%とする「60:40」方式を導入する案が検討されています。財務省は予算を確保しており、4か月以内の実施が可能としています。
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