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バンコクの老舗高級ホテル「マンダリン・オリエンタル・バンコク(Mandarin Oriental Bangkok)」は、2025年11月から2027年3月にかけて、創業150周年を記念する大規模な祝賀プログラム「Unfolding Legacies」を開催すると発表しました。
1876年にタイ初のホテルとして開業して以来、同ホテルはアジアのラグジュアリー・ホスピタリティを牽引し、電気の導入やリバーフロント・スパの先駆け、専属バトラー制度など数々の革新を実現してきました。近年も「世界最高のホテル」(英デイリー・テレグラフ紙、2024年)、「ミシュラン・ガイド三ツ鍵」や「La Liste 2025」への選出など、世界的な評価を獲得しています。

記念イヤーは2025年11月22日の特別昼食会とガラディナーで幕を開けます。昼食会にはシリントーン王女が臨席予定。夜のディナーは世界の首脳の専属料理人が集う「Club des Chefs des Chefs」が監修し、各国の国賓晩餐を再解釈した特別メニューが提供されます。さらに、オーケストラ演奏やタイの伝統芸能も披露され、参加費用(288,000バーツ/9名+専属シェフ1名)はラチャスダー財団に寄付されます。
18か月にわたるプログラムは、歴史と未来をつなぐ6つのテーマで構成されます。
Legacy ― 創業の物語
People ― 歴史を築いた人々
Service ― サービスの進化
Culture ― 芸術・文学・文化交流
Craft ― 美食やデザインの伝統と革新
Innovation ― 次世代への挑戦
これらを通じ、150年にわたる伝統と革新を体感できる体験や展示、特別企画が展開される予定です。

同ホテルのアンソニー・タイラー総支配人は「これは単なる過去の讃歌ではなく、未来への約束。150周年を通じてホテルの精神を次の世代へ受け継ぎたい」とコメントしています。
マンダリン・オリエンタル・バンコクは、この歴史的節目を世界のゲストと共に祝うことで、伝説を次の150年へとつなげていきます。
公式サイト: mandarinoriental.com
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