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中央捜査局(CIB)と高速道路警察は2025年9月3日、ターク県ムアン郡ワンプラチョップ地区の道路で、不法労働者71人を乗せたトラック2台を摘発し、タイ人運転手2人を逮捕しました。
警察は「タークから内陸部へ多数の外国人労働者を運ぶ計画がある」との情報を受け、監視を実施。すると不審なトラック2台が荷物を満載して走行しているのを発見し、停止を求めました。
最初の車両は白い三菱の箱型トラックで、運転していたのはタイ人の男(31)。助手席にはミャンマー人の女3人、さらに荷室にはミャンマー人の男女37人がぎっしり詰め込まれていました。合計40人は全員が不法入国者で、運転手は「モン族の男から依頼され、パトゥムターニー県の市場まで運ぶ仕事を繰り返していた。報酬は1回1万バーツ」と供述しました。
もう1台の白い三菱トラックからも、不法入国したミャンマー人31人(男23人、女8人)が発見されました。運転していた別のタイ人の男(31)は「知人に誘われて2度目の運搬だった。報酬は5,000バーツ」と話しています。
摘発された71人のミャンマー人労働者は全員、入国許可証を所持しておらず、不法滞在の容疑で拘束されました。2人のタイ人運転手も「不法入国者を匿い、逃走を助けた罪」で送検されています。
警察は両容疑者の背後にある人身取引組織の解明を進めており、今後さらに捜査を拡大する方針です。
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