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©Metropolitan Police Bureau
バンコク首都警察(Metropolitan Police Bureau)は2025年8月29日、同一のナンバープレートを装着した高級車4台を押収し、捜査を進めていると発表しました。
警察によると、別の事件の捜査過程で車両登録番号の不審な一致が判明。市民からも「複数の車が同じナンバーを使用している」との通報があり、詳細を調べた結果、黒のトヨタ・ヴェルファイアに関して4台の車両が同一番号を使用していることが確認されました。これらの車両は、未納税や違法取得によるものを正規車両に見せかけるために登録番号を偽装した疑いがあります。
警察は裁判所から捜索令状を取得し、8月27日に関税局職員とともにバンコクや近郊の計4カ所を捜索。以下の場所で車両を押収しました。
・バンコク・ワントーンラーン区の会社:男性が「友人から借りてTikTokを通じて50万バーツで購入した」と供述。
・バンコク・バンナー区の会社:女性が「知人が20万バーツの借金を担保に車を置いていった」と証言。
・パトゥムターニー県の駐車場:男性が「民間会社のオークションで134万バーツで落札した」と説明。
・サムットソンクラーム県の住宅:男性が「家には複数台車があり、この車は時々使用している。税金や保険は自分で更新している」と述べた。
4台はいずれも同一のナンバープレート番号だけでなく、エンジン番号や車体番号まで一致していました。警察は「改ざんした人物は同一人物の可能性が高い」とみており、車両は法科学鑑定に送られ、陸運局とも連携して調査を進めています。
警察は「所有者の供述を全面的には信用していない」とし、今後関係者の刑事責任を追及していく方針です。
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