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トーレセン・タイ・エージェンシーズ(TTA)の子会社であるTTAマリネーター(TMC)は、バンコクの運河で電動タクシーボート(EV Taxi Boat)の試験運行を開始し、2025年9月から一般利用を始めると発表しました。
今回導入される電動ボートはタイで開発されたもので、リサイクル可能な素材を使用し、100%クリーンエネルギーで航行。排ガスや騒音を出さず、環境に配慮した新しい都市交通手段として注目されています。
試験運行の第一段階では、フアランポーン駅前の船着場からパドゥン・クルンカセーム運河を経由し、テーワラート市場船着場まで向かい、さらにバンランプー運河を通ってバンランプー博物館船着場に至るコースを運行します。観光資源を活用した新たな水上交通ルートとして整備される見込みです。
第二段階では、オーンアン運河からセンセープ運河まで延伸し、サイアムパラゴンやセントラルワールドといった都心部へのアクセスを強化します。
導入数:2隻(各8人乗り)
平均速度:約時速12km(今後引き上げ予定)
運賃:1人あたり60バーツから(1回利用)
グループ貸切プランも用意
運航時間:午前9時〜午後6時(イベント等により調整あり)
全席に救命胴衣を完備
このプロジェクトは、環境に優しい水上交通の利用を広げると同時に、地域経済の活性化や観光振興を図ることを目的としています。TMCは「静かで快適、かつ安全な移動手段を提供することで、都市生活の質を高めたい」としています。
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