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タイ政府は、バンコク首都圏の電車を1回20バーツで乗車できる「20バーツ均一運賃」制度について、当初予定していた2025年10月1日からの施行を延期することを明らかにしました。実際の開始は11月中旬になる見込みで、関連法の審議を待つ必要があるためと説明し、国民に対して謝罪しました。
政府は8月25日に専用アプリ「ทางรัฐ(タングラット)」を通じて登録を開始。わずか1日で20万人以上が手続きを済ませましたが、翌26日、延期が発表されました。
SNS上では「複雑な登録手続き」「既存のラビットカード月額パッケージが使えない」などの不満が広がり、デジタルウォレットや住宅支援政策と同じく「登録したのに実現しないのでは」との懸念も出ています。
一方で、登録を完了させた人々からは「準備が整い次第すぐに利用したい」との声も上がっています。
鉄道事業者は「ラビットカードを『My Rabbit』アプリでウォレットに連携してから登録を行うこと」を推奨し、未使用の乗車回数がある場合は登録前に消化するよう注意を呼びかけています。
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