タイ南部クラビのホテルでインド人観光客の食事代未払い騒動

タイ南部クラビ県アオナンで2025年8月19日午前、ホテルのレストランで食事をしたインド人観光客3人が代金を支払わず、警察が出動する騒ぎがありました。最終的に観光客らは全額の支払いに応じ、事態は解決しました。

クラビ観光警察によると、午前11時ごろ、アオナン地区のホテルから「宿泊客がレストランで食事代を支払わない」との通報が寄せられました。駆けつけた警察官が事情を確認したところ、インド人観光客3人がホテル内のレストランで食事をしたにもかかわらず、代金の支払いを拒んでいたことが判明しました。

観光客らは「食後に体調が悪くなり、発熱したため支払えなかった」と説明しましたが、ホテル側は納得せず、支払いを求め続けました。話し合いでは合意に至らず、ホテルは「支払いがなければ法的措置を取る」と主張。警察は観光客らをアオナン警察署に同行させ、法的手続きの流れを説明しました。

その結果、観光客らは最終的に全額を支払うことに同意。大きな混乱はなく、問題はその場で収束しました。

観光警察は「トラブルが発生した場合でも、法律に基づいて手続きを説明し、双方の理解を得ることで円満に解決することが重要だ」としています。