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偽ブランド醤油など大量摘発、タイ人とラオス人2人を逮捕

2025年8月17日 配信

タイ警察中央捜査局(CIB)経済犯罪対策課は2025年8月15日、バンコクおよびパトゥムターニー県で偽ブランド食品を製造・販売していた工場を摘発し、タイ人の女とラオス人の女を逮捕したと発表しました。



押収品は、有名ブランドのしょうゆ、ソース、インスタントコーヒーなど30種類以上、合計75,635点にのぼります。工場では、5,000リットル規模のタンクや容器を使って粗悪な製造が行われており、基準を満たさない不衛生な環境で手作業による詰め替えが行われていました。警察は、消費者の健康被害につながる深刻な問題だと指摘しています。

この事件は、2025年6月にチョンブリー県バンパコン地区の市場で偽造しょうゆが販売されているとの通報をきっかけに捜査が始まり、バンコク・プラウェート区の民家でラオス人の女を逮捕したことから発覚しました。捜査を拡大した結果、タイ人の女が関与する製造・流通ルートが明らかとなり、パトゥムターニー県タンヤブリー郡の拠点で大規模な偽造工場を押さえました。

両名は、商標法違反(登録商標の不正使用・販売)などの容疑で起訴されます。タイ人の女は容疑を全面的に認めており、警察は「偽造食品の流通は国民の健康を脅かす重大な犯罪」として、今後も取り締まりを強化する方針を示しました。

 

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