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バンコク・パッポン通りで「知的財産権侵害防止」キャンペーン実施

2025年8月14日 配信

多くの外国人旅行者が集まり、ナイトマーケットとして賑わうバンコクのパッポン通り。観光名所として知られる一方で、コピー商品や模倣ブランド品が販売されている光景も見られます。こうした状況を改善し、知的財産を守る意識を高めるため、2025年8月13日、同エリア周辺で「知的財産権侵害防止キャンペーン」が行われました。

■かつての賑わいはどこに?人通りの少ないパッポン通り~しかし、あれは健在



キャンペーンは、タイ王国治安維持本部(ISOC)第3調整センターが中心となり、知的財産局、特別捜査局(DSI)、経済犯罪対策課(ECD)、バンラック警察署、バンラック区事務所、ISOCバンコク支部など複数の関係機関が参加。事業者や観光客に対し、模倣品の使用や販売をやめるよう呼びかけました。

対象となる違法商品の例として、家電製品、化粧品、バッグ、香水などが挙げられ、品質や安全性の面から健康被害や事故のリスクも指摘されました。治安維持本部は、模倣品の製造・販売は法律違反であり、正規ブランドの権利者に損害を与えるだけでなく、タイが依然として米国の「知的財産権保護監視リスト(Watch List)」に掲載される要因にもなっていると説明しました。

関係機関は、国民や事業者に対し模倣品の利用・流通をやめるよう呼びかけ、違反行為を発見した場合は速やかに通報するよう協力を求めています。こうした取り組みを通じて、タイの経済と社会の健全な発展、そして国際的な信頼回復を目指すとしています。

 

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