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タイ北部チェンマイ市内の有名バーで働いていたホスト(男性接客スタッフ)や従業員ら50人以上が2025年8月13日、オーナーからの賃金未払いを訴えて警察に被害届を提出しました。未払い額は2店舗あわせておよそ200万バーツに上るとみられます。各報道が伝えています。
支援団体「エミーチーム」によると、対象となったのは市内メーヤー地区とラッタナコーシン地区にある2店舗で、いずれも賃金の支払いが半年以上遅延。小分けで1,000〜2,000バーツずつ支払われるケースもあったものの、全額は支払われないまま、うち1店舗は7月末に閉店しました。
被害者の中には、未払い額が数十万バーツになる人もおり、精神的に追い詰められて自傷行為に及び、長期入院した例も確認されています。職種はホストのほか、接客係、清掃員、キャッシャー、DJ、ミュージシャンなど多岐にわたります。
被害者らは8月13日、証拠資料を持参してチェンマイ・チャンプアック警察署に被害を届け出ました。警察は全員に日報として記録を残すよう案内したうえで、事実関係の調査と法的手続きを進める方針です。支援団体は、今後さらに被害者が増える可能性があるとしています。
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