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イメージイラストです。写真は下のFacebook引用からご覧ください。
タイ南部サトゥーン県に住む31歳の女性が、8キログラムの卵巣嚢腫(のうしゅ)を摘出する手術を受けました。長年にわたり腹部が大きく膨らんでいたものの、家族は「食べすぎで太っただけ」と思い込んでおり、腫瘍の存在には気付いていませんでした。
患者のラッチャナポーンさんは、ここ数週間で急激な腹部の張りや息苦しさ、眼球の突出といった症状に悩まされ、母親とともにサトゥーン病院を受診。医師が妊娠を疑って超音波検査を行ったところ、腹腔内に直径30センチの巨大な卵巣嚢腫が見つかりました。
手術は2025年7月31日に実施され、婦人科専門医のタモン・ニアムラット医師率いるチームが担当。約6時間におよぶ困難な手術の末、腫瘍は無事摘出されました。嚢腫の重さはおよそ8kgで、妊娠満期の胎児に匹敵する大きさでした。
術前の体重は86kgだったラッチャナポーンさんは、嚢腫の除去後に75kgまで減少。母親は「長年、太っていると思い込んでいたが、まさかこんな腫瘍があったとは」と驚きを語りました。
この事例は、タモン医師が運営するクリニックのSNSで公開され、「サトゥーン県では最近、子宮筋腫や卵巣嚢腫の症例が非常に多く報告されている」とのコメントも添えられています。患者は現在、術後の経過も良好で、無事に退院したとのことです。
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