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タイ空軍は2025年8月2日、タイ国内の複数地域で、軍施設や政府機関の上空を無許可で飛行するドローンの使用が相次いで確認されたと発表し、国民に警戒を呼びかけました。
空軍によると、これらのドローンは軍のインフラや重要施設を偵察していた可能性があり、国家の安全保障を脅かす深刻な事案とされています。軍および治安当局は、対象となるドローンを即時に無力化できる「アンチドローンシステム」を配備し、脅威への対応を強化しています。
空軍は、「軍事施設周辺での無許可ドローン飛行は、スパイ行為や破壊活動を目的とした可能性があり、最高刑は終身刑または死刑」と強調。特にカンボジアとの緊張が続く中、空からの脅威に対する警戒が一段と強まっています。
市民に対しては、不審なドローンを発見した場合、すぐに国家安全保障ホットライン1374番、または最寄りの政府機関まで通報するよう要請。24時間体制での対応が取られています。
また、全国の空軍基地や空港周辺では、特に監視体制が強化されており、空軍は「すべての国民が国家主権を守る重要な力である」と協力を呼びかけています。
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