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第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん|ジジイ梅の「アナタに会いたかった!」

2011年2月7日 配信

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さんに、ジジイ梅が直撃インタビュー。 (2011年2月7日掲載 )

■カーペットの深い魅力を、日本の人たちにも知って欲しい

井伊麻子さん
アジアン・インテリジェンス 共同オーナー

畳文化で生まれ育ってきた日本人にとって、カーペットはまだ未知で敷居の高い代物だ。
BTSチットロム駅前のインターコンチネンタル・ホテル内にある「アジアン・インテリジ
ェンス」はカシミール人と日本人が共同経営するお店。
代々このビジネスを営んできた家族に育ったヤクーブさんの専門知識と、井伊さんの日本
人ならではのセンスで、安心して買い物が出来る。

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■生涯のパートナーとの出会い

ジジイ梅 お2人の出会いは?

井伊さん バンコクなんです。以前、私はスイスの某時計メーカーのマーケティング部門
に勤務していました。

ジジイ梅 外資系、格好良いですね。

井伊さん ある年、タイで催されたセミナーに参加しまして。その折、当時、バンコクに
駐在していたヤクーブと偶然に出会いまして。

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
カーペットの専門家、ヤクーブさん

■カシミール&日本の出身の2人がタイで生活をスタート

ジジイ梅 タイが、カシミール人と日本人を繋ぐ舞台となった訳ですね。

井伊さん ええ。その後、日本人のライフ・スタイルを学びたいということで、ヤクーブは1年間東京に滞在しました。

ジジイ梅 タイを生活の場として選ばれた理由は何ですか?

井伊さん 新しく生活をスタートさせる上で、双方にフェアな場所を選びたかったんです。言葉や文化の面で片方が苦労する状況は避けたかった。
またバンコクは地の利が良い。インドからも日本からも飛び易いですからね。そして、サポートしてくれる知り合いたちもいた…という感じですね。

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
小物類も充実

■カーペット・ビジネスへの興味

ジジイ梅 カーペットのビジネスを始められた理由は?

井伊さん 勿論、ヤクーブ家のファミリー・ビジネスで、知識と商品の供給ともに完璧という背景はありました。でも、同時に私自身がこのジャンルに興味をそそられたんです。
日本には情報が溢れかえっていますよね。宝石・時計・自動車どんな物でも専門家がいて、人々はある程度の情報を持っている。

ジジイ梅 ええ、伝達量や速度は凄いですよね。

井伊さん でも、カーペットだけは違う。横浜や神戸など、昔から海外に門戸が開かれた町には専門店があり、人々の間で一定の市民権を得ていました。しかし、当時の東京では店の数はある程度あったけれど、一般的にはなじみの薄い存在でした。
このマイナーな状態が反対に面白い、今後、伸びる余地があるのではないかと感じたんです。

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
ゆっくりと話をしながらカーペットを選ぼう

■畳からカーペットの文化へ

ジジイ梅 まだ日本人にとってカーペットは縁遠い物ですよね。

井伊さん 欧米人はカーペットと付き合ってきた経験が長いので、良い物悪い物を判断出来る確率が高い。自信を持っていますよね。
日本人は畳からテーブルの生活に移ってまだ半世紀ですから。実際、なくても生きていける。日本では、長い間、一部の富裕層の趣味でしかなかった訳です。

ジジイ梅 兎小屋のような日本の家にはちょっと合わない感じですよね。

井伊さん あと、友人たちからよく聞くのは、「一度お店に入ったら買わされそう」というネガティブなイメージです。大量生産の品物と違うので、適正な価格が分かりにくいという話もよく聞きますね。
そういった不安を、私たちの店で払拭させたいんです。

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
ショールやスカーフ類も

■子供たちにも夢を託して

ジジイ梅 今後の夢はありますか?

井伊さん 日本人とカーペットとの付き合いは始まったばかりですが、今、良いチャンスの時期に来ているんじゃないかと思うんです。
金銭的に余裕があるニュー・ファミリーの、ファッションの一つとして、カーペットが浸透しつつあるからです。
そんな流れを分析しながら、これからも私たちなりのやり方で、普及に努めていきたいですね。

ジジイ梅 お子さんに関してはいかがですか?

井伊さん 2人の子供がいるんですが、カシミール人と日本人のハーフという人と違う部分をポジティブに捉え、それをセールスポイントとして活用出来るような人生を送って欲しいですね。
シルクロードで人々や文化が交わい新しい物が生まれたように、彼らも、ヤクーブと私という東と西が出会った上での産物なんですから。

■ここが、「 アジアン・インテリジェンス」のPRポイント!

*日本人の趣味に合わせた品物が中心!

*カーペットの初心者から専門家まで対応可能!

*日本の住環境や気候に合った使い方も説明!

*名前や家紋入れ等のサービスもあり!

Asian Intelligence

住所 InterContinental Hotel President Tower Arcade 973 Ploenchit Road
電話 02-656-0342
ホームページ http://www.ai-kashmir.com/

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
インターコンチネンタル・ホテル内に店はある

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
カーペットは日本人好みの物をセレクト

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
カーペットの専門家、ヤクーブさん

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
ショールやスカーフ類も

第10回 「アジアン・インテリジェンス」 井伊麻子さん
小物類も充実

ジジイ梅のあなたに会いたかった

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