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©タイ警察
タイ・バンコクのホワイクワン区にあるコンドミニアムで2026年10月23日、イスラエル人の男(54歳)とタイ人の女(44歳)が覚醒剤所持などの疑いで逮捕されました。男はタイでの滞在許可期限を2,095日超過していたほか、逮捕した警察官に対して「全員を異動させる」などと脅迫したとされています。バンコク首都圏警察が明らかにしました。
逮捕されたのは、イスラエル国籍の54歳の男とタイ国籍の44歳の女です。首都圏警察の麻薬対策部門と入国管理局の捜査員が、ホワイクワン区プラチャーウティット通りにあるコンドミニアムで2人を逮捕しました。
室内からは覚醒剤(アイス)15グラム、薬物の小分け用とみられる袋50枚、電子はかり、薬物が混入されている疑いのあるケーキ1皿、携帯電話などが押収されました。
捜査のきっかけは、麻薬取締当局の通報窓口「1386」に寄せられた情報でした。
通報によると、男はマッチングアプリで知り合った女性を自室に招き、ケーキを食べさせた後に性的関係を持ち、その様子を無断で撮影していた疑いがありました。
女性はケーキを食べた後に身体が熱くなるなどの異変を感じていたとされ、警察はケーキに薬物が混入されていた可能性も調べています。
捜査員が男の身元や滞在状況を確認したところ、タイでの滞在許可期限を2,095日も超過していたことが判明しました。
また、男は定職に就いている様子がなく、普段はコンドミニアムの室内にこもって生活していた一方、複数の女性が部屋を出入りしていたということです。
警察によると、逮捕された男は押収された覚醒剤について自分のものではないと否定しました。
しかし、携帯電話からは薬物の売買に関する情報や、複数の女性との性的行為を無断で撮影したとみられる動画が多数見つかったとされています。
さらに男は、逮捕後2時間以内に有力者が介入して釈放されると主張。逮捕に関わった警察官の名前を尋ね、「全員を異動させる」「仕事を失わせる」などと脅迫したということです。
捜査員の一人に対しては、殺害をほのめかす発言もあったとされています。
警察はイスラエル人の男について、覚醒剤の共同所持、不法滞在、薬物検査の拒否、警察官の命令に従わなかったことなどの容疑で立件。タイ人の女についても覚醒剤の共同所持と使用の容疑で立件しました。
2人は押収品とともにホワイクワン警察署に移送され、捜査が進められています。
なお、ケーキへの薬物混入や女性の盗撮に関する疑惑については、引き続き確認が必要です。
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