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ラチャブリ県、洪水被災4郡を「緊急災害支援区域」に指定 県内2万8千人超に影響

2026年10月2日 配信

タイ中部ラチャブリ県は2026年10月1日、洪水被害が続くムアン・ラチャブリ郡、バーンポーン郡、ワットプレーン郡、パークトー郡の被災地域を「緊急災害被災者支援区域」に指定しました。対象地域では住宅や農地、漁業、家畜、公共施設などに被害が出ており、県内全体では7郡42タムボン178村、3,663世帯・2万8,712人が影響を受けています。ラチャブリ県防災・減災指令センターなどが発表しました。



ムアン・ラチャブリなど4郡を緊急支援区域に指定

ラチャブリ県が10月1日付で発表した公告によると、「緊急災害被災者支援区域」に指定されたのは、ムアン・ラチャブリ郡、バーンポーン郡、ワットプレーン郡、パークトー郡の被災地域です。

各地域では9月下旬から洪水が発生し、住民の生命や身体、財産、住宅、農地、漁業、家畜、公共施設などに被害が出ています。

洪水による緊急事態がまだ終息していないことから、県は財務省の緊急災害被災者支援に関する規定に基づいて対象地域を指定。関係する行政機関などが規定に沿って被災者支援を行えるようにしました。

公告では、緊急支援に公的資金を使用できる期間について、災害発生日から原則3か月以内としています。

県内7郡42タムボンで洪水被害

ラチャブリ県が10月1日に公表した最新状況によると、9月24日から30日までに洪水の影響を受けたのは、県内7郡42タムボン178村です。

3,663世帯、2万8,712人が影響を受け、学校16校、寺院21か所にも被害が及んでいます。

県内には13か所の避難所が設けられており、ムアン・ラチャブリ郡、バーンポーン郡、ポータラーム郡で計110人が避難しています。

10月1日の発表時点で負傷者や死者は報告されていませんが、多くの地域で水位は引き続き上昇傾向にあるとしています。

メークローン・ダムから毎秒2,195立方メートル放流

ラチャブリ県農業・協同組合事務所によると、10月1日午前9時時点で、メークローン・ダムからの放流量は毎秒2,195立方メートルでした。

9月30日から10月1日までの24時間で、メークローン川の水位はバーンポーン郡で0.65メートル、ポータラーム郡で0.62メートル、ムアン・ラチャブリ郡で0.29メートル上昇しています。

また、ラチャブリ県によると、10月1日午前6時のラチャブリ市内の観測地点では、水位が4.70メートルに達しました。

県当局は引き続き水位やダムからの放流状況を監視し、被災地域での住民支援を続けています。

※出典
ラチャブリ県広報局
タイ農業・協同組合省事務次官室