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タイ入国管理局は2026年9月17日、バンコク・バンボン区の豪邸で摘発された日本人を狙ったコールセンター詐欺事件について詳細を発表しました。拘束されたのは日本人4人を含む外国人13人とタイ人1人の計14人で、日本の警察官を装うための制服や身分証、携帯電話27台などが押収されています。
入国管理局によると、捜索が行われたのは9月16日午後4時ごろ。トンブリー刑事裁判所が発付した捜索令状に基づき、バンボンヌア地区ソイ・エカチャイ112にある豪邸を捜索しました。
豪邸は使用面積2,515平方メートル以上、評価額2億7,000万バーツ以上とされ、コールセンター詐欺グループの拠点として使用されていたとみられています。
現場で確認された外国人は13人で、内訳は日本人4人、中国人4人、ミャンマー人2人、台湾人2人、高地住民1人。このほかタイ人1人がおり、計14人が身柄を拘束されました。
タイランドハイパーリンクスでは同日朝、タイメディアの報道に基づき「15人拘束」と伝えていましたが、その後に発表されたタイ入国管理局の公式情報では14人となっています。
入国管理局の捜査によると、グループは日本の配送会社などを装って被害者に電話をかけ、現在の住所や電話番号などの個人情報を確認。その後、「違法な荷物がある」などと告げて不安をあおっていました。
さらに北海道の警察官などを名乗る人物につなぎ、被害者が犯罪に関係していると思わせ、金銭を振り込ませていたとされています。
別の手口では、被害者の金融取引について「犯罪によって得た金が口座に入金されている」などと説明し、日本の警察から捜査を受ける可能性があると信じ込ませたうえで、金銭を要求していたとのことです。
現場からは、詐欺に使用されたとみられる多数の機器や物品が押収されました。
パソコン1台、ノートパソコン2台、タブレット4台、携帯電話27台、ポケットWi-Fi6台、作業机8台のほか、日本の警察官を装うためとみられる制服3着、警察官の身分証とバッジ3セット、警察関連の標章10点が見つかりました。
さらに、入国管理局は薬物のケタミンも押収したと発表しています。
入国管理局は外国人について、1979年入国管理法に基づきタイでの在留許可を取り消す手続きを進めています。
また、日本当局とも情報を共有し、関係者の刑事責任の追及や被害者の救済に向けて捜査を進めるとしています。
入国管理局のパンタナ・ヌチャナート副長官は、コールセンター詐欺グループが現在もタイ国内で活動するケースがあるとして、タイでの刑事手続き後、関係国と情報を共有し、ほかのグループや犯罪との関連についても捜査を拡大する方針を示しました。
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