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タイで奨学金プログラム「ダルニー奨学金」を運営する公益財団法人地域開発教育基金(EDF財団)は、2025年7月1日から2026年6月30日まで実施した2026年度奨学金募金活動により、経済的に困難な状況にある子どもたち7,393人へ奨学金を届けたと発表しました。目標達成率は85%で、あわせて2027年度の奨学金募金活動を開始しています。
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2026年度に奨学金を受けた7,393人のうち、1,651人が新規受給者でした。支援人数は前年度から165人減少し、昨年度の受給者のうち250人が退学したため、本年度の継続支援には至りませんでした。寄付件数は1,797件となっています。
奨学金の内訳は、中学支援5,851人、高校・専門学校支援1,000人、障がい児支援349人、タイ深南部孤児支援164人、大学・短大支援29人でした。
2026年度にEDF財団が受領した奨学金寄付総額は1,810万9,600バーツで、前年度から7.69%減少しました。個人寄付者はタイ人473人、タイ以外(主に日本とアメリカ)が727人。民間企業・団体による寄付はタイ国内外を合わせて98で、全国46県の1,041校を支援しました。最も多く奨学金を受け取った県はカラシン県で、484件の奨学金が授与されました。
チナッターさん(中1)スリン県
中学支援奨学金(3年分)の受給者

母は、私たち兄弟が学業を続けられるようにと、一人で懸命に働いてくれています。私の夢は獣医師になり、病気の動物たちを治療することです。そしていつか、母の愛と犠牲に恩返しをしたいと思っています。奨学金をいただき、夢に近づく機会を与えてくださったことに心より感謝申し上げます。これからも一生懸命勉強し、いただいたこの機会を最大限に生かしていくことをお約束いたします。
ムハマッドタオフィックさん(小5)とムハマッドファーイブさん(小3)、ナラティワート県
タイ深南部の孤児支援奨学金(1年分)の受給者

弟と私は両親を亡くしましたが、教育こそが僕たちの人生をより良い未来へ導いてくれると信じています。将来は安定した職業に就き、祖父母や家族を支えられるように、今は精一杯勉強に励んでいます。僕たちのような孤児に希望と進学の機会を与えてくださったご支援者の皆様の温かいお心遣いに、心から感謝申し上げます。一生懸命勉強し、将来は社会に貢献する立派な大人になることを約束します。
クンティダーさん(高2)ブリーラム県
高校支援奨学金(3年分)の受給者

私の夢は理科の先生になることです。子どもたちにやる気を持たせ、今日いただいたこの機会を次の世代へとつなげていきたいと思っています。奨学金をいただき、学業を続けられる機会を与えてくださったことに心より感謝申し上げます。これからも一生懸命勉強に励み、将来は次の世代の子どもたちが夢を叶えられるよう、恩返ししていくことをお約束いたします。
2026年度EDF財団奨学金プログラムを通じてご支援を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。世界各地で続く紛争や国際情勢の不安定化、先行き不透明な経済状況など、私たちを取り巻く環境は依然として厳しいものがあります。そのような中でも、多くの皆様が子どもたちの未来を信じ、変わらぬご支援をお寄せくださったことに、深く感謝申し上げます。
このご厚意とご信頼は、恵まれない環境にある子どもたちに教育の機会をもたらす力添えとなり、自信を持って学びの道を歩み続けるための大きな支えとなりました。多くの子どもたちにとって、奨学金は単なる学費の援助にとどまりません。それは、早起きして学校へ向かい、友人たちと共に学び、そして自分自身と家族のためによりよい未来を築いていくという希望そのものなのです。EDF財団の奨学金は、通学費、給食費、制服購入費、学用品費など、必要不可欠でありながら政府の支援が行き届かず、低所得家庭にとって非常に重い負担となっている費用の負担を軽減しております。奨学金の金額そのものは大きな額ではないかもしれませんが、経済的に困窮している子どもたちとその家族にとって、ご支援は学びを道半ばで諦めることなく、卒業まで歩み続ける動機となっています。
「ありがとう」という感謝の言葉以上に尊いのは——教育の機会を通じて子どもたちが手にする「未来」そのものです。
EDF財団専務理事 サンペット・ニンラット
EDF財団は、2027年度の奨学金支援に向けた募金活動を開始しました。現在も、経済的な理由から進学や就学継続に不安を抱える子どもたちが多くいるとして、寄付による支援に加え、家族や友人、勤務先、地域などで募金活動やチャリティーイベントを企画する形での協力も呼びかけています。
EDFタイ財団(The Education for Development Foundation/財団法人地域開発教育基金)は1987年に設立された非営利団体です。1994年にはタイ財務省により公共慈善団体(Public Charity No.255)として公告されました。設立以来、個人の支援者や企業、団体と協力しながら奨学金事業やCSR活動を行い、タイの農村部や経済的に困難な家庭の子どもたちに教育の機会を提供しています。
EDF財団
ウェブサイト:www.edfthai.org/jp
Instagram:edfthai.jp
X:@EDFFoundation
LINE:@edfthai
電話:66-2579-9209-11(月~金 9:00~17:00)
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