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バンコクのオフィス市場で、エリアによって賃料と稼働率の動きに大きな差が出ています。Knight Frank Thailand(ナイトフランク・タイランド)の2026年第2四半期のデータによると、ペッチャブリー-ラマ9-ラチャダー地区のオフィス稼働率は82%となり、調査対象となった主要6エリアで最も高くなりました。Bangkok Biz Newsなどが2026年8月23日に伝えました。
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ペッチャブリー-ラマ9-ラチャダー地区では、オフィスの平均提示賃料が前四半期から0.4%下落し、1平方メートル当たり月728バーツとなりました。
稼働率も1.6ポイント低下しましたが、それでも82%を維持。今回比較された主要エリアの中では最も高い水準となっています。
一方、ナナ-アソーク-プロンポン地区では、平均提示賃料が1.1%下落して1平方メートル当たり月898バーツとなった一方、稼働率は0.7ポイント上昇して80%となりました。
プルンチット-チットロム-ウィッタユ地区では、平均提示賃料が前四半期比0.3%上昇し、1平方メートル当たり月1,075バーツとなりました。
稼働率も0.3ポイント上昇して75%となり、今回の調査では賃料と稼働率の双方が上昇したエリアの一つとなっています。
シーロム-サートーン-ラマ4地区では、平均提示賃料が3.0%上昇して1平方メートル当たり月1,018バーツとなった一方、稼働率は1.4ポイント低下して74%となりました。
バンコクCBD全体の平均提示賃料は前四半期から0.7%上昇し、1平方メートル当たり月977バーツでした。
大きな変化が見られたのが、バンナー-シーナカリン地区です。
平均提示賃料は前四半期比8.4%上昇して1平方メートル当たり月688バーツとなりました。一方、稼働率は9.3ポイント低下し、67%となりました。
パホンヨーティン-ウィパワディ地区では、平均提示賃料が0.9%上昇して1平方メートル当たり月723バーツ、稼働率は0.3ポイント上昇して75%となっています。
今回の数字を見ると、バンコクのオフィス市場では、賃料が上昇している地域で必ずしも稼働率も上昇しているわけではありません。
Knight Frank Thailandは2026年第1四半期の市場分析でも、企業がオフィスを選ぶ際、立地だけでなく、建物の品質、コスト、アクセス、長期的な利用のしやすさなどを重視する傾向が強まっていると指摘しています。
バンコクでは新しいオフィスビルの供給も続いており、企業側にとってはCBDか郊外かという単純な比較ではなく、それぞれの物件が賃料に見合う価値を提供しているかどうかが、より重要な判断材料となっているようです。
※出典
Bangkok Biz News「เปิดแผนที่ตลาดออฟฟิศกรุงเทพฯ ทำเลไหนรุ่ง ทำเลไหนเริ่มเหนื่อย」
The Nation「Bangkok office tenants put value ahead of CBD prestige」
Knight Frank Thailand「Bangkok office market recovery takes shape—but tenant behaviour is redefining demand」
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