|

タイ中部サムットプラーカーン県で、夜間に道路を走り回る若者グループを取り締まるため、警察官が一般客を装って道路脇で「ムーガタ(タイ式焼肉)」を囲みながら張り込むという異色の作戦が行われました。タイの複数メディアが2026年8月16日に伝えました。
★こんな記事も読まれています★
タイで輸入車が高くなる? 財務省が自動車税制を全面見直し、国内生産を優遇へ
舞台となったのは、サムットプラーカーン県バーンプリー郡ノーンプルー地区のチャルームプラキアット通り周辺です。
この地域では、夜間に若者らがバイクで集まり、道路を高速で走行したり競走したりしているとの苦情が寄せられていました。バーンプリー警察署は状況を確認するため、警察官16人を投入して取り締まり作戦を実施しました。
しかし、制服姿の警察官が待機していれば、走り屋たちに気付かれてしまいます。
そこで一部の警察官が私服姿となり、道路脇にテーブルや調理器具を用意。ムーガタを囲んで食事を楽しんでいる一般の人々を装いながら、周辺の様子を監視しました。
警察官らタイ式焼肉鍋「ムーガタ」を食べながら若者グループの動きを確認し、証拠を集めたうえで、周辺に配置していた警察官と連携して取り締まりに入りました。
監視はチャルームプラキアット通りだけでなく、スワンナプーム空港方面の運河沿い道路など、夜間のバイク走行について苦情が寄せられていた場所でも行われました。
警察によると、道路脇でムーガタを食べていたのは単なる食事会ではなく、周囲に溶け込みながら監視を続けるための捜査手法の一つ。作戦終了後には器具などを撤収し、使用した場所も清掃したということです。
一見すると、ごく普通の夜のムーガタ。しかしテーブルを囲んでいたのは、走り屋を待ち構える警察官たちでした。
タイらしいムーガタが、まさかの「張り込み道具」となった異色の取り締まり作戦でした。
※出典
ช่อง 7HD「ตั้งวงกินหมูกระทะ ดักจับเด็กแว้น」
Daily News「ตำรวจบางพลีผุดแผนเนียน ตั้งวงหมูกระทะบังหน้า」
関連記事