|
タイ中央捜査局(CIB)は、外国人9人を乗せてミャンマー国境方面へ向かっていたワゴン車を、タイ北部カムペーンペット県で摘発したと発表しました。外国人らは、ミャンマーにある国際的な特殊詐欺グループの拠点へ送られる途中だった可能性があります。
★こんな記事も読まれています★
「第26回タイフェスティバル東京 出演GMMTVアーティスト ランダムプリント」がセブン‐イレブンのマルチコピー機に登場
摘発は、カムペーンペット県ムアン郡ソンタム地区の国道1号線沿いにあるガソリンスタンドで行われました。高速道路警察と人身取引対策課の捜査員が、通報内容と一致するバンコク登録の白いトヨタ製ワゴン車を発見し、車内を調べました。
車内には、ナイジェリア人4人、インド人2人、カメルーン人1人、ウガンダ人1人、ベトナム人1人の計9人が乗っていました。このうち2人は身分証明書を所持しておらず、5人は自然国境を通ってタイへ不法入国していたことが判明しました。残る2人は正規の手続きでタイに入国していました。
警察は、ミャンマー国籍の運転手を、不法入国者をかくまい、逮捕を免れるよう手助けした疑いで逮捕しました。また、車内にいた外国人のうち7人を、不法入国および不法滞在の疑いで逮捕しました。
捜査のきっかけは、約5年前にドバイの特殊詐欺グループから逃げ出した元被害者からの情報提供でした。元被害者のもとに、外国人グループから「ワゴン車で拘束され、ミャンマーの詐欺グループに売り渡されようとしている」と助けを求めるメッセージが届いたということです。
運転手は警察の調べに対し、Telegramを通じてミャンマー人の仲介者から指示を受け、バンコクのバンカピ地区やスワンナプーム空港で外国人を乗せ、国境に近いターク県まで運ぶ予定だったと供述しました。報酬は1人当たり2,000バーツで、合計1万8,000バーツを受け取ることになっていたとしています。別の車が先導役を務めていたということです。
外国人らは、カンボジアから徒歩で自然国境を越えてタイに入り、複数の車を乗り継いで移動していたと説明しています。今回摘発されたワゴン車は、入国後に乗った3台目の車だったということです。
逮捕された8人は、カムペーンペット県のソンタム警察署に移送され、警察が詳しい経緯や背後にいる人身取引組織、特殊詐欺グループとの関係を調べています。
関連記事