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バンコク首都警察、AI悪用のロマンス詐欺拠点を摘発 ナイジェリア人6人を逮捕

2026年5月23日 配信

バンコク首都警察は2026年5月22日、ノンタブリー県警などと連携し、ノンタブリー県の高級コンドミニアムを捜索し、ロマンス詐欺に関与した疑いでナイジェリア国籍の外国人6人を逮捕しました。

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捜索が行われたのは、ノンタブリー県サパーン・プラナンクラオ地区の高級コンドミニアム内にある3室。警察は、携帯電話18台、ノートパソコン3台、銀行口座の通帳3冊を押収しました。逮捕者の中には、滞在許可期限を過ぎてタイに滞在していた者も含まれていたということです。

警察によると、押収した電子機器の解析から、容疑者らはSNSを通じて被害者に接触し、恋愛感情を利用して金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」を行っていた疑いがあります。偽のプロフィールでは、パイロット、エンジニア、医師、軍人など、信頼されやすい職業を名乗り、関係を築いた後、「海外から荷物を送る」「通関費用が必要」などとして送金を求めていたとみられています。

さらに、Facebook Messenger、LINE、WeChat、TikTok、Zaloなど複数のプラットフォームを使った連絡記録や、会話用のスクリプトも確認されました。警察は、AIで作成した顔写真や偽動画を使い、相手に実在する人物だと信じ込ませる手口も確認したとしています。

今回の摘発は、国際的な麻薬密売ネットワークの捜査を進める中で、資金の流れがこのグループにつながったことから発展したものです。警察は、容疑者らが正当な職業や就学実態がないにもかかわらず、高級コンドミニアムに集まって生活していた点にも不審な動きがあったと説明しています。

捜索時には、一部の容疑者が逃走を試みたり、証拠隠滅を図るような行動を見せたりしたため、警察が直ちに制圧しました。

警察はまず、容疑者らを「秘密結社に関与した疑い」および「滞在許可期限を過ぎた不法滞在」の容疑で摘発。オンライン詐欺に関する容疑については、各地の被害者情報や担当捜査官と連携し、追加の法的手続きを進める方針です。

バンコク首都警察は、近年の詐欺グループがAIや偽画像、偽動画を悪用し、心理的な会話で信頼関係を築く手口を高度化させていると警告。特に高齢者がいる家庭に対し、SNSなどで近づいてくる見知らぬ人物に注意し、実際に会ったことのない相手へ送金しないよう呼びかけています。