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珍しい動物を盗み覚醒剤と交換か、バンコクで夫婦逮捕 リスザルや爬虫類など多数保護

2026年5月9日 配信

バンコク首都圏警察は2026年5月7日、バンコク都内のドンムアン地区などを拠点に、動物園などから珍しい動物を盗んでいた疑いで、夫婦2人を逮捕したと発表しました。警察によると、2人は盗んだトカゲなどを覚醒剤と交換しようとしていた疑いもあり、薬物取引との関連についても捜査が進められています。

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逮捕されたのは、26歳の男と27歳の女の夫婦です。2人は刑事裁判所の逮捕状に基づき、障害物を破壊して乗り物を使い窃盗を行った疑いで、バンコク都ラックシー区トゥンソンホン地区の住宅で逮捕されました。その後、警察がドンムアン区のアパートを捜索したところ、リスザル「ノーン・マーチ」1匹、ワニトカゲ1匹、黄色いタイガーサラマンダー1匹、飼育用のヘビ5匹、アライグマ1匹、リクガメ1匹のほか、確認中の動物が多数見つかりました。

事件のきっかけは、ドンムアン地区で「夫婦が動物を持ち込んで薬物販売エリアに出入りしている」との不審な情報が寄せられたことでした。警察によると、最近ではトカゲを持ち込み、覚醒剤と交換しようとしていたとの目撃情報もありました。捜査の結果、2人がバンコクおよび近郊で動物を盗む事件を繰り返していた疑いが浮上しました。

警察が確認している主な事件は3件です。2026年3月20日には、アユタヤ県で被害者宅の床下からカメ29匹とミーアキャット1匹が盗まれました。4月30日には、バンコクのバーンケーン地区にある動物施設「プアン・デラッチャーン」から、同施設の人気者だったリスザル「ノーン・マーチ」が盗まれました。さらに5月1日には、ピンクラオ地区の動物園からワニトカゲ1匹とタイガーサラマンダー1匹が盗まれたとされています。

警察は、押収された動物の一部が有名動物園から盗まれたものとみて、所有者の確認を進めています。また、2人が動物を売却する目的でアパートに隠していた可能性もあるとみて、余罪や取引先の解明を進めています。

バンコク首都圏警察のティーラデート副司令官は、今回の事件について「単なる動物の窃盗にとどまらず、薬物に関わる行動とも結びついている可能性があり、社会に広く影響する問題だ」と述べ、動物窃盗のネットワークと薬物ルートの双方について捜査を拡大する方針を示しました。