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タイ国鉄(SRT)は2025年12月21日、タイ・カンボジア国境地帯の治安情勢悪化を受け、サケーオ県にあるアランヤプラテート駅を一時的に閉鎖し、東部線の列車運行計画を暫定的に変更すると発表しました。
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発表によりますと、サケーオ県のタイ・カンボジア国境付近での衝突が継続的に激化していることに加え、アランヤプラテート郡当局が郡内および周辺地域の住民に対し、安全確保のため避難センターへの避難を呼びかけている状況を踏まえ、乗客の安全を最優先とした措置として駅の閉鎖を決定したとしています。
この措置は2025年12月21日から当面の間実施され、状況が改善され次第、改めて発表される予定です。対象となる列車の運行変更は以下の通りです。
2025年12月21日から
・普通列車279号(バンコク〈フアランポーン駅〉発-アランヤプラテート行き)
→ バンコク〈フアランポーン駅〉-サケーオ間で運行
2025年12月22日から
・普通列車280号(アランヤプラテート発-バンコク〈フアランポーン駅〉行き)
→ サケーオ発-バンコク〈フアランポーン駅〉行きに変更
・普通列車275/276号(バンコク〈フアランポーン駅〉-アランヤプラテート-バンコク〈フアランポーン駅〉)
→ バンコク〈フアランポーン駅〉-サケーオ-バンコク〈フアランポーン駅〉で運行
タイ国鉄は、利用者に対して不便をかけることを謝罪するとともに、事前に旅行計画を立てるよう呼びかけています。また、今後も情勢を注視し、通常運行が再開可能となり次第、速やかに案内するとしています。
列車の運行時刻や現在位置は、公式サイトのリアルタイム運行情報システムで確認できるほか、全国の駅窓口や24時間対応のコールセンター(電話1690)でも問い合わせが可能です。
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