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タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年12月13日、スマートフォンの分割払い購入をうたう偽のFacebookページによる詐欺が確認されているとして、注意を呼びかけました。詐欺グループは実在店舗や正規ページを模したページを作成し、あたかも在庫があるかのように見せかけて購入希望者を誘導。送金させた後に連絡を絶ち、チャットやページをブロックする手口だといいます。
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CIBによると、最近は「月々いくらで買える」「頭金だけでOK」など、分割払いの心理的ハードルの低さを利用して被害につなげるケースが目立つとのこと。特に、ページの見た目が本物そっくりで、店名やロゴ、投稿内容までコピーされている場合もあり、見分けがつきにくいとしています。
被害に遭わないため、CIBは次のポイントを確認するよう勧めています。
まずページ名の確認。検索した際に似た名称のページが複数見つかる場合、偽ページが混在している可能性があります。次にページの状態を確認し、「基本データ(About)」でカテゴリが不自然ではないか、「ページの透明性(Page Transparency)」で作成時期や改名履歴などの過去情報をチェックすることが重要だとしています。
さらに、購入のやり取りをLINEへ移すよう求められた場合は注意が必要です。CIBは、事業内容と一致しない不自然なLine@名や、連絡先が曖昧なアカウントが提示された場合、詐欺の可能性が高いとしています。
送金前には、販売者の氏名・銀行口座番号・PromptPay番号などを使って、詐欺情報の照会サイトで確認するよう呼びかけました。照会先として、blacklistseller.com および checkgon.go.th が紹介されています。
またCIBは、オンライン購入の場面で「担保」「信用確認」などを理由に身分証(IDカード)の情報提出を求められた場合は絶対に送らないよう強調。個人情報が悪用されるおそれがあるとして、要求された時点で取引を中止するよう求めています。
CIBは、ネットで商品を購入する際は、できる限り決済の仲介(エスクロー等)がある信頼できるサイトを利用し、安易な銀行振込を避けることが被害防止につながるとしています。
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