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©CIB タイ警察中央捜査局
タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年12月3日、経済犯罪を担当する経済犯罪捜査課が、知人らに架空投資を持ちかけ約1億9,000万バーツの被害を与えたとして、女優ナーナー・ライビーナー(นานา ไรบีนา)<44歳>を詐欺容疑などで逮捕したと発表しました。逮捕はバンコク・ワッタナー区エカマイの高級住宅街で行われました。
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警察によりますと、ナーナー・ライビーナー容疑者は2022年10月頃から、自身の知名度を利用して友人、親しい知人、インターナショナルスクールの保護者ら17人に対し、月利4〜7%の高いリターンを約束して投資話を持ちかけていたということです。
提示された投資内容には、
・個人向け融資事業
・著名人と組んだ株取引
・スポーツビジネス関連の株販売
・海外レストラン事業
・大手企業グループのファミリーファンド
などが含まれていました。
当初は投資金から配当を支払い、偽造した送金記録や株式移転書類を提示して信用を得ていたため、被害者らは追加投資を行っていました。しかし2025年2月頃から配当が滞り始め、ナーナー・ライビーナー容疑者は「口座が凍結された」と説明。返金を求められると小切手を渡したものの、銀行により支払いが拒否されました。
捜査の結果、実際には投資は行われておらず、新たに集めた資金を他の投資家への配当に回すポンジスキームの可能性が高いとみられます。警察は自宅からiPhone 7、アートトイ11点、ハードウェアウォレット、HermèsやLouis Vuittonのバッグ、50点以上のジュエリー、ミニクーパーの車両などを押収。また、アーントーン県とバンコクで保有する土地についても調査を進めています。
ナーナー・ライビーナー容疑者は、詐欺罪および「国民を欺く形での借入」などの容疑を否認しており、警察は資金の流れや押収品の関連性の究明を続けるとしています。
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