タイ若手俳優と同居4年、女子学生が「一方的な別れ」と費用負担の訴え

2025年11月15日、タイ中部ノンタブリー県にある公益団体を訪れた23歳のタイ人女子大学生が、交際していた若手俳優から突然別れを告げられたとして、弁護士に支援を求めました。女性は、4年間の交際中に生活面を幅広く支えてきたにもかかわらず、別れた後に連絡が取れなくなったと説明しています。各報道が伝えています。

女性によりますと、同居していた期間は家賃、食費、日々の生活費、交通費のほか、俳優の学業や仕事の面でも協力してきたといいます。しかし今年10月、突然俳優側から別れを告げられ、その前後には第三者と連絡を取っていたと感じられる出来事があったとしています。

女性は、別れた後も俳優本人やマネージャー、周囲の関係者に連絡を試みましたが、いずれも応答がなく、連絡手段が遮断された状態が続いていると訴えました。この影響で精神的な不調をきたし、医療機関でパニック症状の治療を受けたと話しています。

相談を受けた弁護士のロナロン・ケーオペット氏は、
「交際中に贈与した物は法的に返還を求めにくい」としつつ、俳優側が過去のやり取りの中で一部費用の返済に応じる姿勢を示している可能性があることから、民事手続きを通じた解決が考えられると述べました。適切な対応を取ることで双方が落ち着いた形で関係を終えられると助言しています。

女性は「相手の将来を妨げるつもりはなく、約束した部分だけ責任を果たしてほしい」と話し、公平な対応を求めています。