タイ中央捜査局、南部情勢を悪用した寄付金詐欺に注意呼びかけ

タイ中央捜査局（CIB）は、深南部3県（ヤラー、ナラティワート、パッターニー）の治安情勢を悪用した寄付金詐欺に関し、国民に注意を呼びかけています。最近、一部の詐欺グループが偽のFacebookページを作成し、政府機関や基金を装って寄付を募っている事例が確認されています。

注意すべきポイント
・振込前に必ず口座番号やページの信頼性を確認すること。
・記載されている寄付先について、政府機関や基金に直接確認すること。
・寄付金の受け取り名義は必ず組織や基金の名前であるべきで、個人名義は避けること。
・正規の公式チャネルを通じて寄付し、中間者を介さないこと。
・Facebookページの正規認証マーク（青または灰色の✓）を確認すること。

さらに、メッセージやSNSで送られてくる不審なリンクには絶対にアクセスしないよう呼びかけています。これらのリンクは、個人情報を盗み取るために作成されている可能性があるためです。

CIBは、個人名義口座での寄付募集には特に注意し、十分に確認したうえで対応するよう国民に改めて警告しました。